養老の滝の見どころと養老公園の紅葉
この記事では霊能者の祖母と審神者の祖父を持ち、ご自身も神仏の声を直接聞くことができる桜井識子さんの著書『100年先も大切にしたい日本の伝えばなし 神仏が教えてくれる、幸運を引き寄せる心の持ちよう』に登場する養老の滝について、見どころやアクセス方法をまとめています。
古代から伝わる聖水、養老の滝は強力なパワースポット
桜井識子さんが著者で書かれていた神様とお話された場所が上の写真の養老の滝です。
著書で心温まる実際のエピソードを知り、私も養老の滝におられる神様にお会いしたいと思いました。
孝子伝説と養老神社の菊水泉
養老の滝・菊水泉にまつわる伝説の一つに孝子物語があります。それは貧しいきこりが、岩の間から湧き出る水から酒香がすることに気付き、その水を持ち帰って老父に飲ませたところ、それはまさにお酒でありその酒の力で父親がたちどころに若返ってしまった。というものです。
やがてこの不思議な話が都にも広まり、奈良の都からが元正天皇が行幸されたそうです。そして、この水を飲まれたことで病気が全快し、白髪も黒髪に戻ったと言われています。元正天皇は、「老いを養う」として元号を養老と改め、それが滝や地名の由来となっています。
菊水泉は孝子物語に登場する孝子が水を汲んだとされている場所です。この菊水泉は日本の名水百選に選ばれているだけでなく、”日本三大銘水” のひとつになっています。
菊水泉の湧き出し口は石段を登った養老神社の境内にありますが、石段の手前に採水場が設けられているため階段を往復することなく採水が可能です。
養老公園の紅葉
養老公園は「滝の水が酒に変わった」という孝子伝説で知られる「養老の滝」を中心とした公園です。
例年、11月中旬から12月上旬に紅葉の見頃を迎え、山全体が赤や黄に染まります。
この時期には「もみじまつり」も開催されているので、紅葉の時期に養老の滝へ行かれるのもオススメです。
養老の滝まで続くモミジのトンネル
養老の滝は日本の滝100選にも選ばれている滝で、秋は紅葉の名所でもあります。
普段でも木々が美しいですが、紅葉の時期には養老公園の入り口から滝へと続く道にはモミジや楓、イチョウなどの紅葉のトンネルができロマンチックな雰囲気に包まれます。
養老公園の紅葉の見頃の時期はいつ?
養老公園の紅葉の見頃は、例年11月中旬から12月上旬で、山全体が赤や黄に染まります。
紅葉状況は気候で変わりますので、とにかく一番いい時に見たい!と言う方は、電話で問い合わせると良いと思います。
ウェブサイト⇒https://www.yoro-park.com/
紅葉シーズンの渋滞・混雑状態
紅葉がピークの時の週末は、駐車場に入る車の行列で、かなり渋滞することがあります。
混雑を避けるためには、少し時期をずらすか、朝早めに行くのがおすすめです。
養老の滝ライトアップ
養老公園・養老の滝は、毎年夜のライトアップ・イルミネーションが綺麗です。
養老の滝でおすすめ食べ歩き
養老の滝へ上って行く途中には、何件かのお土産屋さんやお食事処があります。
養老焼きだんご
たれはクルミみそ・しょうゆ・こしあんの3種類があります。
いつもたくさんの人が並んでいるので、もし空いていたらラッキーです!
養老焼きだんごは『清水』というお店で食べることができます。
その昔、元正天皇が2度も浴された若返りの水として有名な菊水泉の水を使用しているお食事処で、うどんやお蕎麦もいただくことができます。
ウェブサイト⇒https://yoro-shimizu.jimdofree.com/
名物の養老サイダー
養老サイダーは2000年に一旦製造終了しましたが、2017年にオリジナルレシピを使って復刻された日本最古のサイダーです。
養老公園内の売店や駐車場、養老サービスエリアなどで買うことができます。
こんにゃくの唐揚げ
『豊駒』という売店で食べることができます。名物おばあちゃん豊田純子さんが出迎えてくれます(^^)
外は”サクサク”中は”アツアツ”の揚げたてはこんにゃくが得意でない方にも食べやすく、他ではあまり味わうことのできないおすすめの逸品です!
『自由軒』のトンテキ
自由軒は養老を訪れたら絶対立ち寄りたいお食事処です。
養老町といえば県道56号線沿いには焼肉屋さんが立ち並ぶ焼肉街道がありますが、私のオススメは昔ながらの洋食店『自由軒』です。
自由軒の近くにはプロ野球選手のバットを手作業で製造するミズノが工場があり、その関係で多くのプロ野球選手たちが立ち寄るため、店内には野球選手のサインがびっしり飾られています。
店1番人気はトンテキ定食。トンテキにかけられているデミグラスソースは2週間かけてじっくり手作りされる秘伝のソースです。
また、この定食は元プロ野球選手の松井秀喜さんも注文されたことがあることから“松井定食”と呼ばれて地元の人からも親しまれています。
食べログはこちらから⇒https://s.tabelog.com/gifu/A2101/A210103/21005810/
養老で楽しめるアクティビティ
歴史スポット養老ランド
昭和48年にオープンした昭和レトロな遊園地です。ここには東海地方で最古の観覧車があります。
鉄骨むき出しのスリルと同時に御嶽山や乗鞍岳の絶景を眺めることができます。
ひょうたんミニランプ作り
ひょうたんは孝子伝説から養老町の特産物のひとつとなっています。
養老公園内の飲食スペース「楽市楽座・養老」内でひょうたんを使ったミニランプ作りを体験することができます。
ウェブサイト⇒https://yoroyama.jimdofree.com/
養老の滝へのアクセス方法
電車でのアクセス
最寄り駅は、養老鉄道「養老駅」です。養老駅からは養老公園の入り口までは歩いて約10分ほど。
シャトルバスも出ています。(土日祝限定)
【名古屋から】
◎近鉄名古屋駅(近鉄名古屋線急行)→桑名駅(養老鉄道養老線・大垣行きに乗り換え)→養老駅
◎JR名古屋駅(JR東海道本線新快速)→大垣駅(養老鉄道養老線・桑名行きに乗り換え)→養老駅
【岐阜から】
◎JR岐阜駅(JR東海道本線新快速)→大垣駅(養老鉄道養老線・桑名行きに乗り換え)→養老駅
【四日市から】
◎JR四日市駅(JR関西本線快速・名古屋行)→桑名駅(養老鉄道養老線・大垣行きに乗り換え)→養老駅
車でのアクセス
◎東海環状自動車道 養老 I.C.から約10分
◎名神高速道路 大垣 I.C.から約20分
◎東名阪高速道路 関が原I.C.から約25分
駐車場・臨時駐車場
駐車場の場所は、下のマップ(地図)のとおり。無料・有料があります。
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混雑時には臨時駐車場が開放されます。
養老の滝はマップの一番左側です。滝に行くには登りの道を歩いて行きますので、お年寄りや体力に自信のない方は、一番左の「民間:養老の滝P」に止めると、坂道を登る必要が無く、すぐ養老の滝に行くことができます。
ただし、道がとにかく狭く、カーブも多いので大型車や運転に自身がない人にはおすすめできません。
最後に
今回の記事は桜井識子さん著書『100年先も大切にしたい日本の伝えばなし 神仏が教えてくれる、幸運を引き寄せる心の持ちよう』に載っている養老の滝の見どころをまとめてみました。
養老の滝について書かれている桜井識子さんのブログはこちら⇒養老の滝 ~岐阜~
帰りは近くの温泉へプチ山登りで疲れた身体を癒しに行くのもいいですね。
養老温泉ゆせんの里
ウェブサイト⇒https://www.supersento.com/chubu/gifu/yusen.html
温泉以外にも宿泊施設やグランドゴルフ場まであるリゾート施設です。
平日 | 土日祝 | 朝風呂 (8:00~10:00入館) | |
大人 | 880円 | 990円 | 平日 770円 土日祝 880円 |
小人 (小学生以下) | 450円 | 300円 |
源泉かけ流し(内湯)と加温かけ流し(内湯と露天)で薄茶色に濁り鉄錆び臭と味で塩分の濃いお湯です。