【飛鳥寺】明日香村で1番のオススメご縁を貰いたい仏像
この記事では霊能者の祖母と審神者の祖父を持ち、ご自身も神仏の声を直接聞くことができる桜井識子さんの著書やブログで載っている飛鳥寺の情報と、参拝の楽しみ方をご紹介します。
飛鳥寺について書かれている桜井識子さんの著書
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【おみちびき 伝説の神仏が教えてくれた至福の生き方】
仏様になられた方々との対話がとても新鮮で面白かったです。飛鳥時代の仏教に関するお話や、聖徳太子さんとのお話の中の、「英雄ではないが、精一杯生きた」という言葉が心に残りました。神様や仏様のお話が好きな方は、楽しめる本だと思います。
飛鳥寺について書かれている桜井識子さんのブログ
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飛鳥寺 ~奈良県~
飛鳥寺の境内の様子と、蘇我入鹿の首塚のことが載っています。
日本最古のお寺 飛鳥寺
飛鳥寺は596年、女帝推古天皇の時代に蘇我馬子が創建した日本書紀にも出てくる由緒あるお寺です。
飛鳥寺の仏像
日本で最も古い仏像 飛鳥寺の釈迦如来像
飛鳥寺の御本尊である釈迦如来象(飛鳥大仏)は1000年以上も前から同じ場所に場所に鎮座されています。
飛鳥寺は鎌倉時代に火災にあいました。火にさらされた飛鳥大仏は、オリジナル部分は目周辺や右手中央の指3本などで、その姿のほとんどが後世の作だと言われてきましたが、最新研究で顔の成分が7世紀のものと判明しました。
鼻が高く彫が深い顔立ちの飛鳥大仏。京都の仏像と比較すると、鋭利的な印象です。
高さ3m、銅15t、黄金30kgを用いて作られ元々は金ピカで目が青かったそうです。
飛鳥大仏は、右から見ると険しお顔で左からは優しく見える。右と左で怒っている顔と、穏やかな顔と両面を持っている仏像です。
お顔は正面ではなく斜めの方角を向いていますが、その方向は聖徳太子が産まれた橘寺を向いているのだとか。
私が飛鳥寺を訪れた時は、本堂で語り部さんが詳しいお話をしてくださっていました。
こんなに貴重な仏像を驚くほど近くで見られるうえに写真撮影もOKなのはスゴイ!
またお会いしたい仏様です。
聖徳太子孝養像
釈迦如来像の向かって左隣には聖徳太子が16歳の時、お父上である用明天皇のご病気回復を願い香炉を棒げ持ち見舞いに行かれるお姿の聖徳太子孝養像が安置されています。室町時代の木造作品です。
阿弥陀如来像
釈迦如来像の向かって右隣には藤原時代の阿弥陀如来像が安置されています。
蘇我入鹿の首塚
飛鳥寺の西約50mほどの所に蘇我入鹿のものと伝わる首塚があります。
大化改新の時、中大兄皇子らに暗殺された蘇我入鹿の首がここまで飛んできたという言い伝えもあります。
今は祟り神としての気配はなく、穏やかに明日香の地を見守っているといったただずまいでした。
最後に
飛鳥寺は歴史あるすごいお寺なのに全然偉そうにしていなくて控えめで奥ゆかしい。
とても素敵なお寺です。
約1400年前からそこにあり、教科書に載ってる人物が同じ場所で祈り、近くでは歴史上の重要な事件やできごとを見てきた大仏様を拝んでいると、古代から時代は繋がっているんだなと歴史の深みを感じることができます。
明日香村に行かれれた際はぜひ立ち寄っていただきだい場所です。